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免疫関連

シダキュア 服用時の注意点について~アナフィラキシーの症状を伝えよう~

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シダキュア 服用時の注意点について簡単にまとめる。
舌下免疫療法に用いる薬である。
令和元年の7月9日が改訂となった部分について触れる。

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シダキュア 服用時の注意点

添付文書の改訂となった部分

重要な基本的注意(2)
本剤服用前、及び本剤服用後2時間は、激しい運動、アルコール摂取、入浴等を避け、また、服用後2時間以降にこれらを行う場合にもアナフィラキシー等の副作用の発現に注意する。〔循環動態が亢進し、本剤の吸収が促進される等により、アナフィラキシー等の副作用が発現するおそれがある。〕」

※2時間以降に、運動などが行われた場合にアナフィラキシーが起こった例もあるため注意である。
※アルコールやお風呂の頻度が多い夜は避けた方が良さそうである

用法・用量

「通常、投与開始後 1週間は、シダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAUを1日1回1錠、投与2週目以降は、シダキュアスギ花粉舌下錠5,000JAUを1日1回1錠、舌下にて1分間保持した後、飲み込む。その後5分間は、うがいや飲食を控える」

<用法及び用量に関連する使用上の注意>
「1 .スギ花粉飛散時期は新たに投与を開始しないこと。〔スギ花粉飛散時期はスギ花粉アレルゲンに対する患者の過敏性が高まっている場合が多い。〕
2 . 初回投与時は医師の監督のもと、投与後少なくとも30分間は患者を安静な状態に保たせ、十分な観察を行うこと。また、ショック、アナフィラキシー等の発現時に救急処置のとれる準備をしておくこと。〔本剤はスギ花粉由来のアレルゲンを含む製剤であるため、アナフィラキシー等の発現のおそれがある。〕」

※初回は、投与後少なくとも30分は安静にしておく必要がある。

服薬指導とアナフィラキシーの症状

服薬指導時にもちろん「アナフィラキシーに注意してください」と言ったとしても・・・どう注意すればよいか難しいので具体的な症状を伝えた方がいいと思われる。
急速に発現することが多いので注意(数分から数時間以内)が必要である。
下記に注意すべき症状を列挙しておく
症状を分かりやすく状況に合わせて説明すると良いと思う。
一度の服薬指導ですべては話せないが重要なものから説明してはどうだろうか

【皮膚・粘膜症状】
・全身の発疹、かゆみ、紅潮
→ひどい場合は、我慢できない程の痒み

・口唇、舌、まぶた等の腫脹
→ひどい場合は、顔全体が腫れる

【呼吸器症状】
・呼吸困難
・気道狭窄
・喘鳴
・低酸素血症
・咳、鼻水、くしゃみ、鼻閉など
→ひどい場合は、犬が吠えるような咳

【循環器症状】
・血圧低下
→収縮期血圧が、成人は、90mmgHg以下

・意識障害
→「元気がない」、「軽い頭痛」、「眠気」
→ひどい場合は、失禁なども起こる

【消化器症状】
・腹部の痛み
・嘔吐
・下痢

参考資料
鳥居製薬問い合わせ
厚生労働省:重篤副作用疾患別対応マニュアル「アナフィラキシー」
シダキュア、添付文書