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アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)の代謝の違いと比較について~ざっくりと整理~
2021/2/28 ARB, CYP2C9, CYP3A4, アンジオテンシンⅡ受容体, アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬, イルベサルタン, オルメサルタン, テルミサルタン, ロサルタン
①アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)と薬物代謝酵素(CYP)について 最初にアンジオテンシンⅡ拮抗薬は、 「血中において蛋白結合率が高い」「CYPへの親和性が高く影響がある」 というイメージをも ...
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乳酸菌とビフィズス菌の違い とは?~腸内細菌の「善玉菌」と「悪玉菌」の例も少し触れる~
乳酸菌とビフィズス菌の違い について~腸内細菌の善玉菌と悪玉菌の例も~乳酸菌には「動物性」と「植物性」がある。おまけ:腸内細菌の善玉菌と悪玉菌の例 ①乳酸菌について 乳酸菌には「動物性」と「植物性」が ...
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ラフチジン(プロテカジン)の特徴について
最近、うちの薬局で高齢者のH2ブロッカーが、ラフチジンへ変更となることがある。そこで、ラフチジンの特徴についてまとめることにした。他のH2ブロッカ-との違いをざっくりと触れる。今回の記事において、他の ...
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ピオグリタゾンの副作用(体重増加・浮腫)について~ざっくりと~
ピオグリタゾンの副作用 について簡単にまとめる。「体重増加」と「浮腫」について触れるピオグリタゾン(アクトス®)の体重増加は「用量依存的」。「脂肪増加」と「浮腫」のどちらかを判断する必要がある。「体重 ...
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ピルシカイニド(サンリズム)とベラパミル(ワソラン)の違い
ピルシカイニド(サンリズム)とベラパミル(ワソラン)の違い について頓服薬としての視点から整理する。ポイントは、脈に影響するのか?しないのか?である。おまけ:心房細動と心拍数 ピルシカイニド(サンリズ ...
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β遮断薬の内因性交感刺激作用(ISA)について~特徴・違いをざっくりと~
①ISAの性質(用語の意味) ISA(intrinsic sympathomimetic activity )とは、 β遮断薬の中で、化学構造式が「イソプロテレノール」と類似しているために、 それ「自 ...
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ワーファリン®による皮膚壊死とカルシフィラキスの違い・比較~ざっくりと~
①ワーファリン®の抗凝固作用機序 ワーファリンはビタミンKと拮抗 ↓ 肝臓でのビタミンK依存性凝固因子であるⅡ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ因子 の生成を阻害 ↓ 抗凝固作用・血栓形成抑制作用を示す ※また ...
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食物依存性運動誘発アナフィラキシーについて
2021/2/21 アナフィラキシー, アレルギー, エピネフリン, エピペン, 食物アレルギー診療ガイドライン, 食物依存性運動誘発アナフィラキシー
食物依存性運動誘発アナフィラキシー(food-dependent exercise-induced anaphylaxis, FDEIA)について~ざっくりと~食物アレルギーの1種である。 ①発生機序 ...
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食物アレルギーについて~小児と医薬品~
2021/2/21 アキョウ, アドエア, アミノレバンEN, アレルギー, エネーボ, エンシュア, カゼイン, ガラクトース, グルコース, シムビコート, タンナルビン, タンニン酸アルブミン, フルタイド, ミルマグ, ラコール, リゾチーム, リゾティア点眼薬, リフラップ, レルベア, 乳糖, 乳糖不耐症, 卵アレルギー, 小児, 小児の年齢区分, 小麦アレルギー, 山薬, 桃仁, 牛乳アレルギー, 食物アレルギー, 食物アレルギーの診療の手引き, 食物アレルギー診療ガイド
小児期に多い食物アレルギーと食物アレルギー関連医薬品 ①小児期に多い食物アレルギー 0歳児が最も多く、34%である。また、学童期までに80~90%が耐性獲得する。 「卵」39%、「牛乳」22%、「小麦 ...