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低血糖について~症状・対処法・血糖値(数値)をしっかり把握~

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おまけ:ブドウ糖が飲み込めなかったらどうすのか?

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①低血糖とは?

空腹時血糖が50~60mg/dL以下を低血糖の目安としている

②人体への影響

一般に 血糖が低いほど・・・
血糖低下のスピードが速いほど・・・
持続時間が長いほど・・・人体に与える影響は大きい。

糖尿病治療薬による急激な血糖降下は危険を伴う

③どんなことが起きるのか?

低血糖が起こると

初期(ノルアドレナリンとアドレナリンの分泌亢進)

交感神経興奮による自律神経症状
(動悸・頻脈・空腹感・手の震え・顔面蒼白・冷や汗など)

さらに低血糖が進むと
中枢神経症状が出てくる。
(頭痛・意識混乱・幻覚・けいれん・視覚異常・昏睡)

※脳のエネルギーはグルコースがほとんど唯一のエネルギー

低血糖時に脳の機能を障害し、昏睡につながる

補足:無自覚性低血糖

上記のような流れを踏まず、いきなり中枢神経症状が出てしまう低血糖
低血糖を経験してしまうと、中枢神経系の低血糖の感知能力が低下するためと
考えられている。
服薬指導で低血糖症状を2つのパターン(交感神経と中枢神経)
に分けて説明したり、
「無自覚性低血糖」というものもあることを説明すべきだろう

④対処法

何をどれだけ摂取すべきか?
ブドウ糖であれば10g
ブドウ糖を含む飲料水であれば150~200ml
砂糖(ショ糖)であれば20g

※α-グリコシダーゼ阻害薬を服用中の人は、
ブドウ糖またはブドウ糖を含む清涼飲料水をとる
砂糖は、薬の影響で分解されないのでダメ!

※昔はアメを舐めることを勧めていたと思うが、
吸収が遅いので向いていない
個人的にはアメは止めてくれと思う。
甘いジュース コーラ、ファンタ、甘いコーヒーとかの方がよい。

ブドウ糖摂取後は?

すぐに立ち上がらず30分位はそのままで安静に
約15分後も低血糖が持続しているようならば、
再度同一量を飲むこと。

※血糖値が測ることができる場合
60mg/dL以下であるようなら追加すること

おまけ:低血糖時にブドウ糖を飲み込めなかったらどうする?(経口摂取不可時)

最初から経口摂取が不可な場合(身体状況)
あるいは、無自覚性低血糖な場合
(自律神経症状がなく、いきなり中枢神経症状が出ること)



「ブドウ糖を唇と歯肉の間に塗りつける」
少し意識があれば・・・
「口の中に、自分でブドウ糖を入れる」



ヒトの口腔内においてブドウ糖(グルコース・単糖類)
が吸収されることが分かっている。

一般的な砂糖(ショ糖)は2糖類なので吸収が遅れるのでNG

※注射があるとき グルカゴン1バイアル(1mg)を家族が注射し、
医療機関に連絡をとる

補足

先日、患者さんで運転中にいきなり
「めまい」「視覚異常」「意識朦朧」が起きた方がいる。
(SU剤、DDP4阻害薬、メトグルコを併用中)

症状を聞くと「回転性めまい」の可能性もあるが、
低血糖も否定できず・・・(朝食が少ない?)

低血糖症状の説明および対処法の説明
ブドウ糖を日頃持ち歩いてもらうよう服薬指導した。

「動悸」・「さむけ」・「痺れ」などの自律神経の症状なかった様子

事故が起きなくてよかった・・・ 怖い怖い

後日、低血糖だと分かり、必ず持ち歩くよう再度念を押した。
あまりに頻度が多い場合、食事と薬を見直す必要があるだろう

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