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プラスター剤 とは?~貼付剤の種類をおさらい~

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プラスター剤 について触れる。
時々目にする「プラスター」という言葉。
例えば、個人的には、エクラープラスターが思い浮かぶ。
その「プラスター」という言葉について簡単に整理する。

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プラスター剤 とは?

貼付剤の歴史

パップ剤やプラスター剤という言葉は、古代ギリシャあたりで生まれたと言われている。
ちなみに古代オリンピックが盛んに行われている頃に貼付剤というものが流行ったんだとか。
面白い・・・

日本でも平安時代には、生薬を竹簡で覆ったものを患部に貼っていたらしい。
意外と貼り薬の歴史は古いことが分かる

プラスター剤 とは?

テープ剤は水を含まない基剤を用いる鎮痛消炎貼付剤である。
プラスター剤および硬膏剤等もこれに含まれる。テープ剤の仲間である。
ちなみに第15改正日本薬局方から貼付剤の分類が大きく変わっている。
一般的に思い浮かべる貼付剤は、「局所作用型外用剤」に限定されている。
つまり、「局所的なもの」である。そのため、副作用も少ない。

最近、発売されているような全身に作用するタイプの貼り薬は、「経皮吸収型製剤」となっている。
例えば、ツロブテロールテープ、リバスチグミンテープなどがある。
投与の確認、中断が行いやすい。

粘着剤の種類

テープ剤の粘着剤には色々ある。

【アクリル系】
・光や酸素に安定でかぶれにくい。
・薬物や添加物との溶解性・放出性など目的に応じた特性を持たせやすい

【ゴム系(天然・合成)】

天然ゴム

・優れた粘着力と適度な凝集力がある。
・耐久性が悪い。軟化や粘着不良を起こす

合成ゴム

・耐久性がある。
・親水性薬物はほとんど溶解しない。
・透湿性が悪い特徴がある。
・シリコン系よりも粘着力が弱い

【シリコン系】
・耐久性がある。熱さ、寒さに強い。
・電気や水にも強い。
・シリコンオイルを加えて粘着力を調整できる
・薬物の放出性に優れている
・ただし、粘着付与剤などで皮膚刺激があることがある

※余談であるが、イクセロンパッチやリバスタッチパッチは、元々シリコン系を使っていたが、皮膚刺激の報告が多いため、合成ゴム系に切り替えている。

パップ剤とプラスター剤の違い

大きな違いは、「水分」の有無である。
パップ剤は水分を含み、プラスター剤は水分を含まない。
そのため、プラスター剤は、気化熱が生じないのでパップ剤のような冷却効果はない。
急性期の炎症というよりは、慢性疾患に向いているとも言える。
プラスター剤は、「患部を冷やさない」と覚えておくと良い。

※皮膚には浸透吸収性があり、薬剤の浸透は皮膚と薬剤の密着性に依存する。
そのため、プラスター剤は、密着力があるため、パップ剤に比べて有効成分の効果持続性が高い。
また、肘や膝などの曲げる場所にも使いやすい。はがれにくい。
この持続時間の長さが、テープに1日1回タイプが多く、パップ剤に1日2回タイプが比較的多い理由である。

※パップ剤は、水性タイプであり、プラスター剤は油性タイプである。

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