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ブクラデシンナトリウム(アクトシン軟膏)について

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~特徴と服薬指導のポイント~

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ブクラデシンナトリウム(アクトシン®)軟膏について

効能・効果

【適応症】

「褥瘡、皮膚潰瘍 (熱傷潰瘍、下腿潰瘍)」

※ポイントは「潰瘍」→熱傷も「潰瘍」がないと不適

【薬理作用・作用機序】

局所の血流改善作用



・血管新生促進(血管内皮細胞の増殖)
・肉芽形成促進(繊維芽細胞増殖)
・表皮形成(ケラチナサイト遊走・増殖)



・肉芽が形成される時期で滲出液の多い創に適する

・上皮化 表皮形成促進作用を有する。

※滲出液が少ない創に用いると、上皮化しないことがあり注意

・壊死組織の融解作用がない

※添付文書上の注意点

「本剤には薬理作用上壊死組織を積極的に融解する作用はないので、使用前に必要に応じ壊死組織を除去すること。」

※赤色期〜白色期にかけての褥瘡に使われることが多い
また、浅い褥瘡の上皮形成促進にも用いられる。

用法および用量

「症状及び病巣の大きさに応じて適量を使用する。潰瘍面を清拭後、1日1~2回ガーゼなどにのばして貼付するか、又は患部に直接塗布する。 」

※使う前は、創面を生理食塩水などできれいにする

※アクトシン軟膏は使い方に注意が必要であり、次の特徴でも述べるが
滲出液の吸収をするため、ガーゼなどを使うことが大切です。

特徴

「基剤」と「滲出液があるか」が大切になってくる

・水溶性基剤→創面への効果は、「吸水作用」

「マクロゴール」が入っているため滲出液(しんしゅつえき)を吸収する

患部がジュクジュクしている必要がある

※過乾燥注意 すること

・水で簡単に洗い流せる。
また、浸出液・汗で流れてしまうので ガーゼと併用して、吸った滲出液がガーゼにいくようにしないといけない

・効果判定の目安(添付文書上の基本的注意より)

「本剤による治療は保存的治療であることに留意し、約6週間以上使用しても症状の改善が認められない場合には、外科的療法等を考慮すること」



効果判定の1つの基準は「6週間」


・保存方法
冷所保存(10℃以下)での保存である。



使用30分前に室温に戻してから使用する

塗られる側も冷たいままだと嫌なので気を付けること

補足:ブクラデシンナトリウムはcAMPの誘導体

その他

元々、ブクラデシンナトリウムは急性の循環不全薬の注射剤として発売されており、
「末梢血管拡張作用」に着目し、軟膏剤として開発された経緯がある。
そのため、大量かつ長期に使った場合、循環器症状に注意が必要

添付文書・インタビューフォームの記載

・重要な基本的注意

「広範囲な創面に本剤を大量かつ長期に使用する場合は、ブクラデシンナトリウムを全身的投与した場合と同様の症状があらわれることがあるので、定期的に血圧、脈拍数、心電図、尿量、全身状態、血糖値等を観察し、異常が認められた場合には休薬等の適切な処置をとること(特に乳児、幼児、小児の場合は注意する)」

・過量投与

「広範囲熱傷創面に本剤を大量に使用し、ブクラデシンナトリウムを全身的投与した場合と同様の症状(利尿作用、嘔吐)が発現したとの報告がある。」
報告例として、静脈投与時の血中濃度の5分の1~2分の1程度

参考資料
アクトシン®軟膏3% 添付文書・インタビューフォーム
アクトシン®注射用300mg 添付文書・インタビューフォーム
メーカー問い合わせ マルホ株式会社

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