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デスロラタジン(デザレックス®)の特徴について~ロラタジンとの違いも含めて~

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デスロラタジン(デザレックス®)の特徴について~ロラタジンとの違いも含めて~

ロラタジン(クラリチン®)の主要活性代謝物である。ヒスタミン受容体拮抗薬。
簡単に言うと、ロラタジンを改良した薬剤。
花粉症などの季節性の患者に使う場合は、少し前から開始すると良い。
個人的に一番いいと思っていることは、「運転が大丈夫」なのと「食事が関係しない」ことである。

関連記事は下記を参照
インペアード・パフォーマンスについ
抗アレルギー薬と眠気の話をまとめている

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①特徴について

・H1受容体(ヒスタミン受容体)への選択性が高い
・眠気が少ない(非鎮静性)
・ロラタジン(クラリチン®)同様、運転注意などの記載がない
※運転に関して問題がない
・効果の立ち上がりが速い
・1日1回の服用で良い
・食事の影響を受けない(詳しく②で後述)
・アルコールやグレープフルーツとの併用注意がない
・効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意する
・腎機能が低下患者にも使える。血液透析がほとんど除去されない

②用法用量の違い

デスロラタジン(デザレックス®)

「通常、12 歳以上の小児及び成人にはデスロラタジンとして1回5mgを1日1回経口投与する。」

※「食後」などの記載がない!意外と重要!いつでも飲める

※運転に関するデータはインタビューフォームに記載がある。

「健康成人男性(21 例)を対象に飛行条件を模した低圧室内での眠気及び操縦操作能力に及ぼす影響を検討したとき、デスロラタジン錠 5mg 単回投与時の眠気及び操縦操作能力はプラセボ投与時と有意差がなかった。」

「健康成人男女(18 例)を対象に路上での自動車運転能力及び精神運動機能に及ぼす影響を検討したとき、デスロラタジン錠 5mg 単回投与時の自動車運転能力及び精神運動機能はプラセボ投与時と有意差がなかった。」

ロラタジン(クラリチン®)

「成人:通常,ロラタジンとして1回10㎎を1日1回,食後に経口投与する。なお,年齢・症状により適宜増減する。
小児:通常,7歳以上の小児にはロラタジンとして 1 回10㎎を1日1回,食後に経口投与する。」

※食後の記載がある!大きな違いなので知っておくと良い

補足:年齢について

デザレックス®→12歳以上
クラリチン®→7歳以上

ちょっとした違いがあるので併せて確認

③製剤的な違い

製剤的な選択で言うと、ロラタジン(クラリチン®)の方が2020年現在では多い。
※記事が古くなった場合は確認必要

ロラタジンの方は、口腔内崩壊錠(レディタブ、OD錠)やドライシロップが販売されているため患者の状態で選ぶことが出来る。

参考資料
クラリチン®添付文書、インタビューフォーム
デザレックス®添付文書、インタビューフォーム

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