妊婦と降圧剤について~通常の第一選択薬とは違うので注意~
2021/3/10 アプレゾリン, アルドメット, アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬, アンジオテンシン変換酵素阻害薬, ガイドライン, トランデート, ヒドララジン, メチルドパ, ラベタロール, 副作用, 妊娠高血圧症候群の診療指針, 妊婦, 特徴, 違い, 降圧剤
胎児の安全性を考慮して選択する必要がある。妊娠前からARBやACEIを服用している場合は、妊娠中、絶対禁忌なので妊娠発覚後に変更する必要がある。 おまけ:ARBとACEIのリスク 妊娠高血圧症候群Hy ...
妊娠高血圧症候群Hypertensive Disorders of Pregnancy (HDP) と妊娠高血圧腎症Preeclampsia(PE)
2021/3/10 ガイドライン, 妊娠, 妊娠・授乳, 妊娠高血圧症候群, 妊娠高血圧症候群の治療指針, 妊娠高血圧腎症, 定義, 産婦人科診療ガイドライン
難しくて避けていた項目。一応忘れないようにメモ的な感じでざっくりまとめる治療薬については別の記事で記載予定今回は定義などを主に。 妊婦への降圧剤についてはこちらを参照 ①妊娠高血圧症候群 Hypert ...
テルミサルタン(ミカルディス®)の禁忌について考える~胆汁排泄できない人とは?~
①テルミサルタンの禁忌(添付文書参照) 「(1)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者(2)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(3)胆汁の分泌が極めて悪い患者又は重篤な肝障害のある患者(4)アリス ...
アズノール®うがい液と含嗽用ハチアズレ®について~違いや「がん患者」での使われ方~
以前、アズノール®うがいについては、「抗菌作用がない」うがい液として紹介している。下記のリンクより確認うがい薬(イソジン®、ネオステリングリーン®、アズノール®)の使い分けについて~違いと特徴~ ①ア ...
リフィーディング症候群 について~ざっくりと(症状・理由・対策)~
リフィーディング症候群 について、ざっくりと(症状・理由・対策)まめとる。 ①リフィーディング症候群 発見された経緯 発見された?報告された経緯は悲しいかな太平洋戦争である。日本人捕虜にご飯を与えた際 ...
漢方薬の胃腸障害について~「麻黄」・「地黄」・「石膏」に注意~
①胃腸障害について 「胃がもたれる」「胃の調子が悪い」「胃痛」「食欲不振」「腹痛」「下痢」など 漢方薬の構成生薬のこともあるし、服用の際の水分不足も原因となる 原因となる生薬:「麻黄」・「地黄」・「石 ...
レボドパ製剤(マドパー®等)と行動異常(ドパミン調節障害症候群など)について~ざっくりと~
以前から言われいているが、DSUに再び載ったのでざっくり整理ドパミン調節障害症候群については、2016年 4 月に「その他の副作用」に記載されているが、以降 もレボドパ含有製剤を服用中の患者において、 ...
Caチャネルサブタイプと電位性Caチャネル拮抗薬(遮断薬)について
2021/3/10 Caチャネルサブタイプ, アゼルニジピン, カルシウムチャネル, サブタイプ, シルニジピン, ベニジピン, 副作用, 違い, 電位性Caチャネル拮抗薬
Caチャネル拮抗薬(遮断薬)と血管浮腫に関してはこちらを参照 ①Caチャネルサブタイプ ざっくりとまとめると以下のようになる。 電位依存性CaチャネルはL、N、T、P、Q、R型の6タイプに分かれている ...
副腎皮質ステロイド薬と白血球増加について~ざっくりと~
白血球は体内に侵入した病原体や異物を除去する役割がある。生体内の免疫反応に関わっており、骨髄中の造血幹細胞が分化することによって白血球が作られる。好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球に分類される。 ...
ビサコジル とピコスルファートについて~効果時間の違いなど~
ビサコジル とピコスルファートについて簡単に整理する。意外と効果が出るまでの時間が全然違うので介護方や看護師には知ってて欲しい。以前も基剤のところで触れたが簡単にまとめる。どらも非常に使われている下剤 ...