いなかの薬剤師

~日々の学びの手助けに!なるべく簡潔にわかりやすく~

Home » その他 » アセトアミノフェン「マルイシ」 とカロナールの違い

アセトアミノフェン「マルイシ」 とカロナールの違い

calendar

reload

アセトアミノフェン「マルイシ」 とカロナールの違いについて触れる。

関連記事
アセトアミノフェン(カロナール®)の代謝や肝障害について 

アセトアミノフェン(カロナール®)の腎障害について~意外と注意が必要~

スポンサーリンク

アセトアミノフェン「マルイシ」 とカロナールの違い

大きさの違い

基本的に「マルイシ」のアセトアミノフェンの方が小さいため飲みやすい。
特に500mgの製剤は違いが分かりやすい。
また、大きい錠剤だと分包機に引っかかったりトラブルの原因となるが、
そういうリスクも下げることが出来る。
メーカー希望の強い患者の場合でも実際に錠剤を見せれば変更するかもしれないので試してはどうだろうか。
量を多く服用する人であれば、500mgを使うことで服用する錠数を減らすことが出来る。

参考までのサイズを下記に載せる。

【マルイシ】
アセトアミノフェン錠200mg→直径8.2mm,厚さ3.7mm,重量218mg
アセトアミノフェン錠300mg→直径9.0mm,厚さ4.6mm,重量327mg
アセトアミノフェン錠500mg
→長径15.5mm,短径8.0mm,厚さ5.3mm,重量545mgの楕円形

【カロナール】
カロナール錠200mg→直径10.0mm,厚さ3.3mm,重量300mg
カロナール錠300mg→直径10.0mm,厚さ4.0mm,重量375mg
カロナール錠500mg→長径17.5mm,短径7.5mm,厚さ5.3mm,重量560mg

割線の有無

カロナールの製剤は、すべての規格に割線がない(2020年現在)
その反面、アセトアミノフェン「マルイシ」には、すべての規格で割線がある。
あまり分割する機会は少ないかもしれないが、散剤やシロップを使わなくても細かい用量調節が可能である。また、アセトアミノフェン錠500mg「マルイシ」が大きくて・・・まだ飲みにくい場合は、割って服用することも出来るのは良いと思う。

包装規格の違い

200mgと300mgは、どちらのメーカーもバラ包装が用意されているが、
カロナール®の方は、500mgのバラがない。
アセトアミノフェン「マルイシ」の500mgには、バラ包装があるので
よく500mgを使用して分包しているような施設では、作業効率を上げる可能性がある。一度試してはどうだろうか

参考資料
アセトアミノフェン「マルイシ」添付文書、インタビューフォーム
カロナール® 添付文書、インタビューフォーム
マルイシ製薬問い合わせ

folder 便秘・下痢(緩下薬・止瀉薬)

センノシドと大腸メラノーシス
more...

folder 栄養・サプリメント

葉酸とは ?~胎児での意義も~
more...

folder 糖尿病・糖尿病治療薬

GLP-1受容体作動薬と胃腸障害 について
more...

folder 胃腸・消化器関連

FIB4index について~肝線維化の指標~
more...

folder 脂質異常症・コレステロール

ベザフィブラートと腎機能 について(ベザトール)
more...

folder 腎臓関連

腎障害とHb の関係について
more...