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皮膚科

オキサロール 軟膏とローションの特徴について~作用機序・1日最大量など~

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オキサロール 軟膏とローションについて簡単にまとめる。一般名としては、マキサカルシトールである。
活性型ビタミンD3の外用薬として使われているオキサロール軟膏について簡単にまとめる。
個人的に好きなところは、オキサロール軟膏もオキサロールローションも10gを1本から購入できるところだ。

オキサロール 軟膏とローションの特徴

効能・効果

「尋常性乾癬、魚鱗癬群、掌蹠角化症、掌蹠膿疱症」

用法・用量

「通常1日2回適量を患部に塗擦する。なお、症状により適宜回数を減じる。」

※用法・用量に関する注意

「・1日の使用量はマキサカルシトールとして250μg(マキサカルシトール外用製剤として10g)までとする。
・通常、使用後6週目までに効果が認められているので、治療にあたっては経過を十分に観察し、症状の改善がみられない場合には、漫然と使用を継続しないこと。」

※軟膏以外にもローションの製剤があり、顔や頭など広範囲の場合にステロイド外用薬と併用するケースがある。
また、マキサカルシトール/ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル配合製剤であるマーデュオックス軟膏も発売されている。
※1日2回塗れるのも特徴的である

作用機序

各病態共通して、角化異常症で、表皮細胞の増殖と分化の異常、炎症等に基づくと考えられている。
作用機序としては、
皮膚の細胞が過剰に形成されるのを抑制することで
皮膚の新陳代謝を調整し正常な皮膚の再形成を促す。
皮膚の盛り上がるような症状(浸潤・肥厚)、フケみたいに皮膚が剥がれる症状に効果的である。

※ステロイド外用薬と比較して効果に時間がかかることが多い
※場合によっては、ベリーストロングくらいのステロイドと同等の効果が得られる
※ステロイドと比較して副作用は少ない
※長期の使用で効果が低下した場合は、他の活性型ビタミンD3製剤とローテーションすることがある。

副作用

インタビューフォームによると
「840例中100例(11.9%)、152件に認められた。
主な副作用は、そう痒27件(3.2%)、皮膚刺激21件(2.5%)、紅斑19件(2.3%)等であった。」

副作用として多いのは、「かゆみ」や「赤み」などである。
ただし、重要な副作用として「高カルシウム血症」もあることを忘れてはいけない
血中のカルシウム濃度上昇は、1%以上に起こると書かれているのでカルシウム濃度に注意する必要がある。
特に腎機能が低下している人は気を付けること

参考資料
オキサロール®軟膏、添付文書、インタビューフォーム
マーデュオックス軟膏、添付文書