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フレイルとサルコペニアについて~違い・共通点・薬局での対応~
なぜフレイルになるのか?から薬局でどういう対応が出来るか考えてみる。また、特徴と共通点についてざっくりと整理するオーラルフレイルはこちらを参照 ①フレイルについて フレイルとは2014年にできた言葉で ...
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ライゾデグ配合注フレックスタッチ®について~用法・効果・注意点等~
まず抑えるポイントは、・超速効型インスリンと持効型インスリン(初)を配合している・混合型なのに使用前に混和する必要がない・夜間低血糖が少ない・1日1回もしくは1日2回・食事の前に打つ必要がある ①ライ ...
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鉄剤(フェログラデュメット®・フェロミア®・インクレミン®など)の共通点と違いについて~ざっくりと~
~フェログラデュメット®・フェロミア®・インクレミン®などの共通点・違いについて解説 ①共通点 ・適応症:鉄欠乏性貧血 ・禁忌:鉄欠乏状態にない人 →薬局でも「検査値」や「医師に鉄が欠乏していると言わ ...
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五苓散と猪苓湯の違いについて~本当にざっくりと~
①五苓散 五苓散のポイント:体を温め、全身に滞った水を捌く猪苓湯には、「蒼朮」と「桂皮」が含まれない。 構成生薬 名前の通り、5つの生薬で構成されている。「水(すい)」に関わる生薬が多い。 茯苓(ブク ...
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褥瘡 とは?定義・期間・原因~BEEについても少し~
褥瘡 とは?定義・期間・原因・BEEについて簡単にまとめる褥瘡 についての好発部位と湿潤環境に関してはこちらの記事を参照 ①褥瘡 の定義(日本褥瘡学会2005) 「体に加わった外力は骨と皮膚表面の間の ...
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柴苓湯と腎疾患への使われる例~ちょっとした整理~
柴苓湯は、小柴胡湯と五苓散の合方であるが、腎炎やネフローゼ症候群に使われている。柴苓湯を使うことでステロイドや免疫抑制薬の減量が期待される。IgA腎症やネフローゼ症候群に使用される。柴苓湯の透析などに ...
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インスリンの保管方法 について(日常の注意点)~夏場や冬場も特に~
インスリンの保管方法 について、日常の注意点をまとめる。特に夏場や冬場は困ることがあると思うので知っておくと良い。 関連記事インスリンとクレゾール について~保存剤の意義を再確認~ ①インスリンの保管 ...
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糖尿病におけるケトアシドーシスについて~シックデイもざっくりと~
おまけ:ケトン体とは? ①ケトアシドーシスとは? ケトアシドーシスって? 高ケトン血症のことを指す。エネルギーの代謝的に言うと・・・「糖質」からではなく「脂質」からエネルギーを得ている状態※ケトン体: ...
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腎炎とジピリダモール(ペルサンチン®)を用いる理由について
①ジピリダモール(ペルサンチン®)について 抗血小板として使われる薬剤である。用量によって適応症が異なる。規格ごとの添付文書を見ると分かるので載せる。 効能・効果 ・ペルサンチン®12.5mgの場合 ...
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透析不均衡症候群(dialysis dysequilibrium syndrome)~透析導入期に見られる合併症~
透析不均衡症候群(dialysis dysequilibrium syndrome)透析を始めた頃(導入期)に起こる症候群である。透析中や透析後に吐き気や頭痛などが生じる不均衡症候群について簡単にま ...