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ヘパリン類似物質含有外用剤について~各製剤の違いと先発品・後発品の違いの一部~
薬局の窓口にて「先発品と違う!」と言われがちな外用剤。 中でも今回はヘパリン類似物質含有外用剤(ヒルドイド®)について整理する。先発品と後発品(ジェネリック)はそもそも主成分は同じ。なぜ?違いが出るの ...
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トラマドール (弱オピオイド)を含む薬剤(トラムセット®、トラマール®、ワントラム®)~特徴をざっくりと~
トラマドール を含む薬剤(弱オピオイド)は、トラマール®、トラムセット®、ワントラム®がある。コデインの代替薬として推奨されており、コデイン似た合成化合物。 トラムセットの特徴はこちらの記事も参照 ...
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ラメルテオン (ロゼレム®)は食後ではダメなのか?
ラメルテオン (ロゼレム)の「空腹時」に服用する必要性を理解する。時々、あまり大きな声では言えないが、施設などで「寝る前」に服用すべき薬を「夕食後」に服用させているところも少なくない。本当に止めていた ...
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ロゼレム (ラメルテオン)の特徴(メラトニン受容体、作用機序)について~ざっくりと~
2021/7/15 メラトニン, メラトニン受容体, ラメルテオン, ラメルテオン 作用機序, ロゼレム
ロゼレム (ラメルテオン)の特徴(メラトニン受容体、作用機序)について簡単に整理する。とにかくポイントは「特徴」のところにまとめた服薬指導などのヒントにしてもらえると嬉しい 関連記事ラメルテオン(ロゼ ...
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リファンピシンの食前理由~本当に食前がよいのか?~
2021/3/8 リファンピシン, リファンピシン 食前, リファンピシン 食後, 薬物代謝, 食前
「食前」理由について 食事の脂肪含量や炭水化物含量に関係なく「食後」だと吸収速度とバイオアベイラビリティが低下するため「食前」の服用が必要だと言われてきた。 添付文書上の用法 MAC症を含む非結核性抗 ...
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イノラス配合経腸用液 の特徴について~他の経腸栄養剤(エンシュア、エネーボ、ラコール)との違い(たんぱく質量も確認)~
2021/4/10 ONS, イノラス, イノラス たんぱく質量, イノラス 配合 経 腸 用 液, エネーボ, エンシュア, ヨウ素, ラコール, 微量元素, 経腸栄養
イノラス配合経腸用液 の特徴について~他の経腸栄養剤(エンシュア、エネーボ、ラコール)との違い(たんぱく質量も確認)~ 名前の由来Enteral Nutrition + Oral Nutritiona ...
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不感蒸泄 とは?~なぜ高齢者は脱水になりやすいのか?~
不感蒸泄 について簡単にまとめる。また、高齢者や小児が脱水を起こしやすい理由も載せる おまけ:「熱けいれん」と「熱失神」の違いについて 関連記事脱水の分類について~水とナトリウムの話~ ①不感蒸泄 と ...
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ムスカリン受容体 の種類と抗コリン薬の基礎知識
ムスカリン受容体 の種類と抗コリン薬の基礎知識についてざっくりと整理する。自分自身が忘れやすい項目なのでまとめてみる。 ポイントは:薬を考える上で大切なムスカリン受容体は、「M1」、「M2」、「M3」 ...
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抗血小板薬と抗凝固薬 ~違いと基本をざっくりと~
2021/8/5 バイアスピリン, バイアスピリン 粉砕, ワーファリン, 抗凝固薬, 抗血小板薬, 抗血小板薬 抗凝固薬 違い, 特徴, 違い
抗血小板薬と抗凝固薬 の違いと基本について触れる。今回は本当に基本的なところだけをまとめる(各薬剤の特徴は別にまとめる) おまけ:バイアスピリンの粉砕おまけ:プラザキサ®の一包化不可について ① 抗血 ...
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脳腫瘍や慢性硬膜下血腫に対する「五苓散」や「柴苓湯」について
慢性硬膜下血腫にスポットを当ててまとめてみる ①慢性硬膜下血腫の原因 血腫の原因や増大の考えられている機序 ・硬膜下腔へ血液混入後の貯留 ・上記に対する反応性の被膜形成・被膜の新生血管からの出血・炎症 ...