アモキシシリンと感染性心内膜症の予防~歯科治療(抜歯)の時など~
2021/3/10 アモキシシリン, ガイドライン, 予防, 塞栓症, 弁膜症, 感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン, 感染性心内膜症, 感染症, 非細菌性血栓性心内膜炎
歯医者からの処方せんで「アモキシシリン250mgの8カプセルを処置の前に服用する」といったものを初めて見たらびっくりするのではないだろうか。量は?保険は?色々頭の中を回る・・・ガイドラインに色々書かれ ...
栄養・サプリメント 糖尿病・糖尿病治療薬 脂質異常症・コレステロール
アルコールとエネルギー(カロリー)について~コレステロール、低血糖など~
①アルコール(お酒)とカロリー アルコールは エチルアルコール(エタノール)のことを指し、1g当たり7.1キロカロリーを生じる。アルコールの量は濃度によって変わる。実際、ビールなどで表示されているエネ ...
口腔ケア について~意義や口腔トラブルの基礎~
口腔ケア の意義や口腔トラブルについて簡単にまとめる入院だけでなく在宅で過ごす方も多くなってきた。寝たきりの人やがんの人など、昔では考えられないがことが行われている。その中で、口の中の衛生環境を悪くし ...
サルコートカプセル 外用の特徴(ベクロメタゾンプロピオン酸エステル製剤)~難治性の口内炎に用いる~
2021/6/10 アフタッチ, サルコートカプセル, ステロイド, トリアムシノロンアセトニド, ベクロメタゾンプロピオン酸エステル, 口内炎, 基剤
サルコートカプセル 外用の特徴(ベクロメタゾンプロピオン酸エステル製剤)について解説する。難治性の口内炎に用いるものである。 ある日、大きな医療機関から処方せんがきた。恥ずかしながら見たこともない薬剤 ...
NSAIDsによる虚血性腎障害 ~COXについても少し~
2021/8/22 COX, NSAIDs, シクロオキシゲナーゼ, 副作用, 腎機能, 薬剤性腎障害診療ガイドライン
NSAIDsによる虚血性腎障害 についてまとめる。おまけ:COXについて ①腎障害が起こる機序 1.腎血流量の減少↓2.腎前性AKIが起こる↓虚血の状態が持続すると急性の尿細管壊死となる ※AKI(a ...
骨粗鬆症治療薬の服用タイミングについて~日内リズムから考える~
服用タイミングは非常に難しいと思う。例えば、通常であれば「朝」服用した方が、飲み忘れは少ないし、精神科領域であれば「寝る前」の方が飲み忘れは少ない。ただ、完璧に飲めるとして・・・どのタイミングがいいの ...
スタチン系薬剤とエゼチミブの併用 について
スタチン系薬剤とエゼチミブの併用 について整理する。 関連記事エゼチミブ(ゼチーア®)について~特徴をざっくりと~ レムナント様リポ蛋白(RLP)コレステロールとは? ①スタチン系薬剤とエゼチミブ ...
薬剤性腎障害について~起こりやすい背景と加齢~
おまけ:加齢による腎機能低下について ①薬剤性腎障害が起こりやすい背景 原因薬剤 NSAIDs、抗腫瘍薬、抗菌薬、造影剤、RAS阻害剤、抗リウマチ薬、利尿薬など ※特にNSAIDs、抗菌薬、利尿薬など ...
副腎皮質ステロイド(内服)について~体内の分泌量、ステロイドの比較等をざっくりと~追記予定
2021/3/10 コートリル, ステロイド, デカドロン, デキサメタゾン, トリアムシノロン, ヒドロコルチゾン, プレドニゾロン, プレドニン, メチルプレドニゾロン, メドロール, レダコート, 副腎皮質ステロイド, 比較, 違い
①体内での分泌量は? 体内での分泌量はどれくらいなのだろうか健常な成人の副腎皮質からのヒドロコルチゾン換算で1日に10mgから15mgほどのステロイドが分泌されている。 ※ステロイド内服1錠には、原則 ...
薬剤性腎障害(drug-induced kidney injury:DKI)について
まずは、定義と報告されている原因や治療についてざっくりとまとめる ①定義 薬剤性腎障害drug-induced kidney injury:DKI 「薬剤の投与により、新たに発症した腎障害、あるいは既 ...